先日開催された、アートセッションin横瀬~表現のタネたち~の開催内容を報告します。
場所は埼玉県秩父にある「あしがくぼ笑楽校」
建立100年を越える趣きのある木造校舎でした。
今回、千葉県からは3名の「表現者さん」を紹介させて頂きました。
一人目は田中さん
田中さんは日ごろから多くの作品を描いているのですが、その発表の場所はFacebookが中心です。
Facebookを見た方の意見を聞くことでモチベーションが上がるとの事です。
また、見た方からテーマを募集し、それに合わせて作品を描くこともあるそうです。
飾られた作品もFacebookの色合いに合わせ、合間に投稿画像も含めて飾って頂きました。
絵を見た方からは「ピカソ」みたいだとお言葉を頂いていました。
そのいで立ちから、アーティストとしての貫禄が漂っています。
二人目は堀畑さん
堀畑さんは絵画と楽器演奏の動画の展示でした。
堀畑さんの絵画はペンと毛糸を使用している特徴があります。
ペンで枠を描いた中に、毛糸を敷き詰めて描きます。
当日は描いている動画も公開されていました。
楽器演奏では、ドラムや木琴といった打楽器をたたく姿も映し出されていました。
当日、ご本人も見学しながら、ピアノやドラムに手を伸ばし、周囲にいた方との即興のセッションが始まるなど、会場を盛り上げてくださいました。
三人目は黒杭さん
黒杭さんは日ごろの様子を手帳に書き込む表現を展示させて頂きました。
黒杭さんが手帳に記載している内容は、日ごろの日記のようなもので、その中でも、多くの内容が数字に着目しています。
そして何より、とても細かいです。
今回は手帳そのものや記載している際の様子が展示されました。
記載する際にもルーペを使用し、細かな字を緻密に記載しているのがわかります。
今回、手帳の内容をご覧いただく為用のルーペを用意していただだき、のぞき込むと、記載している内容とその文字の細かさがよくわかりました。
今回は「表現のタネ」という目線から3名を紹介させて頂きました。
どなたも特徴のある、「素敵な表現」をされている方々で、ロケーション、展示方法と合わさり、見る者の興味を掻き立てるものでした。
千葉県にもまだまだ多くの「表現のタネ」があると考えていますので、これからも多くの方と繋がり、関わりを持ちたいものです。
※南関東甲信越ブロック担当のARTsさいほくの皆様、コロナウィルス感染対策について最大限の配慮の上での実施となり、準備が大変だったと思いますが、無事に実施できたこと感謝いたします。